面白きことは良きことなり

拙く未熟なiOSエンジニアの備忘録と戯言

Oculus Questを触った所感

Oculus Quest発売

来る2019年5月21日(火)にOculus Questが発売された。

Oculus Questとは、簡単に言えばセンサーやPC等がいらないスタンドアローンVR機器である。
Oculus Goという同じくスタンドアローンVR機器が以前まであったが、あれは頭の傾きだけを検知できるのみで、人の移動には追従できなかった。
しかし!人の移動にも追従できるようになった新型こそこのOculus Questである!!

2019年春発売という告知からずううううっとまだかまだかと待ちわび、予約開始となるやAmazonで注文するも、Oculusから一度Amazon経由する分手元に届くの遅いんじゃね?と思い、発売4日前くらいにAmazonをキャンセルして公式で注文したら、見事Amazonで予約した人は遅れまくる展開だった。

Oculus Questの所感

Oculus Questを無事手に入れ、土日で数時間触った感触を書いておこうと思う。
今後VRの新型機が出るかも結局売れ行き次第なところあるので、気になっている人の参考になればいいかなと。

良かった

  • ガーディアンという移動可能範囲を最初に設定し、その領域に近づくと壁のようなものが出て知らせてくれる
  • ガーディアンの領域外に出ると白黒で現実を映し出してくれるのでOculus Questを一々外す手間が必要ない
    • 以前までのVR機器は一々外さないといけない不便さがあったので、凄いありがたい機能
  • Oculus Goの時から解像度やスペックも上がったことで、滲みが減り明瞭に見えるようになった
    • Oculus Goの時は焦点を手前に合わせたりとただでさえセルフでピント調整しないといけなくて眼精疲労が酷かったから、かなり良くなった。

悪かった

  • 本体の鼻が当たるくぼみ部分が深すぎて隙間が出来、下から光が入りこんで気になる。鼻下からてっぺんまでで3cmくらいある自分でそんな感じ。
    • Oculus Goみたく接顔パーツでアジア人向けのものを出して欲しいところ…出たとして3,700円くらいしそうなので、自前でスポンジ等使って対応するのが吉か
  • Oculus Goと異なりOculus Questはゲーム機器の扱いらしく、アプリケーションの審査でゲームとして認められないと発売できないせいで、アプリの数がかなり少ない
    • Oculus Questから入る人もいるだろうし、Oculus Goで出ていた有名絵画をVRで見れるものとか手軽に体験できるものを許可してほしかった
  • Oculus GoとRiftとQuestで別ストア扱い
    • Oculus Goで購入したアプリをOculus Questでも使えることを期待していたが、そんなことはなく、同じアプリでも買いなおしなのは、さすがに良くない。せめて割引とかなんか欲しいところ。しかもOculus Goだと簡易的なVR故にアプリも1000円前後な印象だが、Oculus Questだと1500円~3000円前後とそこそこするため、買うアプリを吟味せざるを得ない
  • 熱中しだすと、目の前が熱気で曇り始めるのは、どのVR機器でも変わらず…これはどうにかする方法ないものか。

気になる点はあるものの、体験としてはケーブルレスで快適だし、値段も妥当なくらいなので自分は買って後悔はないと思う。

Oculus Questで購入したアプリ

Racket Fury: Table Tennis VR (1,990円)

www.oculus.com

なんてことはないVR卓球。オンラインマルチプレイも兼ね備えている(未プレイ)。卓球部員だった人が本物に近いというくらいに確かに良くできている。
カットやドライビングロブをやろうとするとゲームで補正されて現実よりしょぼい感じになるとか細かい点で気になるはあるものの、卓球やってる感があるためCPU戦ですら白熱した。
CPU1体目は難なく倒せたが、2体目に2連敗中。ガーディアンの外に逃げるような角度で球打ってくるのは厳しい。


Virtual Virtual Reality (1,490円)

www.oculus.com

VRの世界でVRを体験するゲーム。Oculus Goの時に誰かからオススメされて買ったけど、結局ちゃんとやれてなかったので再度購入。未だプレイ出来ていない…


Beat Saber (2,990円)

www.oculus.com

VRアプリで累計100万本売れたとかで、最近の中では有名なアプリ。音楽に合わせてビームサーベルで迫ってくる箱を矢印の通りにタイミング良く切ったり、壁や機雷を避けるゲーム。数曲プレイしたが好みの曲が現状見つからなかったので、やりこむことはないかも。箱を切るのは快感があるものの、ビームサーベル的なものを扱うならSAO張りの剣戟アクションをやりたかったなー。


Dance Central (2,990円)

www.oculus.com

海外産ダンスゲー。Xboxとかでも出ていたりして知名度もそこそこあるので、知ってる人は知っていそう。国産のDDRよりかはDance Evolutionの方が近い内容。
目の前で踊っている人を鏡合わせのごとく真似て踊り、手の動きで判定を取る。洋楽のみで有名な曲が揃っているらしいが、自分の好きな曲はやはり少ないので、気が向いたらやる程度かな。キャラクタの見た目も独特なこともあって、思ったほど自分には刺さらなかった。


Ocean Rift (990円)

www.oculus.com

Oculus Goの時も買っていたが、今回も同様に購入。絶滅したアンモナイトやクジラ等の海中生物をVRでサイズ感を見たり説明を読むアプリ。
英語onlyな点がやや辛くもあるが、クジラと並行して泳いだりするだけでもロマン溢れていて興奮する。生物の数はそんな多くないと思うが、すべて触り切ったわけではないので詳細は知らない。海中の岩や海藻のオブジェクトが若干ディテールしょぼいのだけは気になるのでなんとかしてほしい。


狼と香辛料VR (coming soon)

これをやるためにOculus Questを買ったといっても過言ではない。ラノベで有名な「狼と香辛料」のVRアプリで、クラウドファンディングによりストレッチゴールとしてOculus Questを見事達成。ホロをわっしゃわしゃ触れるとか最高に決まってる。現在は申請とかを行っている段階らしく早ければ6月の半ばくらいにはリリースされそう。ただ気になっている点としてOculus系のStoreは、コード入力でアプリを引き換える機能がないように見えるので、クラウドファンディングでのリターンをどうやって受け取ることになるのか…。
コードで支払いがあるので、それで受け取れそうな様子。

まとめ

Oculus Questが出てまだ1週間も経っていないので、盛り上がりやアプリが増えるのはこれから。専用ケースも買ったので、持ち出して普及したり、Oculus Quest持っている知り合いと一緒に楽しめるアプリをやっていきたいところ。

おすすめのアプリあったら教えてください。あと、一緒にプレイする人もいたら是非。

MacBook (Retina, 12-inch, 2017)を購入して3か月経った感想

前職のリファラル採用に貢献した力

・前職で人を紹介して得た紹介料 ・MacBook Pro 13-inch (2015 Early)の非カスタマイズモデルに限界を感じていた ・前前職の同僚が私物のMacBook Proを水没させ、中古でいいからMacBook Proを欲していた ・MacBook Pro 13-inchでも結構持ち歩くのに重くない?

上記要因が合わさった結果、MacBook Proを知人に安く売り、そのお金と紹介料を合わせて新しいMacBook系を買おうと算段をつけた。

持ち歩きとかを考慮した結果、どこまで開発の実用に耐えれるかわからないが、MacBookをカスタマイズして買うことにした。

あと、元々Mac mini 2014を持っていることもあって、最悪開発用途のMacは別途確保できているので、試してみようと思った。

MacBook (Retina, 12-inch, 2017)

軽さは勿論重要視した。

ただ、その代わりどのくらいスペックが犠牲になるのか不安になり、Googleでカスタマイズモデルのベンチマークを調べたところ、MacBook Pro 13-inch (2015 Early)に肉薄するぐらいには性能があることがわかったので、さほど不満が出ないと判断に購入を決意した。

無論盛れるところは盛ってお金の許す限りスペックアップを図った。

結果

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購入から3ヶ月程経った感想

結論から言うと、おすすめは出来ないが、用途次第では使い勝手が良いので判断に困るMacBook

良かった点

  • とにかく軽い
    • 1kg未満という重さ故に持ち運ぶのに苦痛もなく、片手でも軽々扱える
  • ファンレスにより静か
    • どんな重い処理をして発熱しようが静かで耳障りな音がない

悪かった点

  • CPUのクロック数が貧弱なため、xipの解凍や展開が異様に遅い
    • 1番気になったのがこれ。普段使いでは処理の遅さは意識するほど目立たないが、Xcodeのbeta版のためにxipを解凍しようとした際、初めてあまりの遅さに絶句した。軽く1時間くらいはかかる。しかもbeta版が更新されるたびに、それだけ待ち時間が発生する。
    • 同様にSleepからの解除で、直前までChromeやTweetDeckを広げていると、操作できるようになるまで数分かかることもある。以前使用していたMacBook Proは、メモリ8GBでそんなことなかったので、CPUによるものと断定できる。
    • これらを除けば、Xcodeでのbuildも普段は差分build等で特に困らない。
  • 指紋認証がない
    • 以前使用していたMacBook Proは2015年モデルなので、指紋認証はそもそもないのだが、最近業務Macとして借りてる2018年モデルに付いていて、これが便利すぎたので気になってしまった。
    • Sleepからの解除や権限確認でパスワードを求められるたびにパスワードを打つ流れ作業は、指紋認証になれると苦痛でしかない。挙句1Passwordを使い始めたことにより、長いマスターパスワード何回も手打ちするのはもう堪えられない。

総括

他にも細々気になる点や良かった点はあった気もするが、今回この記事書くにあたって、何度も意識したことが先ほど挙げた内容である。

そのため、開発機として使えなくもないのだが、Stable版のみを入れて使ったり、ブラウジングメインなよりライトな使い方をするのであれば、とても良い機種だと思う。ただ、そんな用途で25万近く出すのであれば、重さを我慢してMacBook Proを購入した方が、より建設的と思う。

セカンダリMacBookとして使うにはいいが、用途に対する値段を考えるとブルジョア機の域を出ないだろう。

今回こういうった感想を抱いたこともあって、遠からずMacBook Pro 2018年モデルを買おうと思った。その際、MacBookは手放すかは未定である。(高く売れるなら売って元手にしたい…MacBook系2台は贅沢すぎるので。)

iOSDC 2018の謝罪と言い訳と反省とiOSDC 2019 (2018/09/05 追記)

謝罪

iOSDC 2018で、運営に採択して頂きたにも関わらず、辞退してすみませんでした。

CfPを見て、少なからず私の発表に期待した人、すみませんでした。

言い訳

言い訳を書くと反省してないだろ!とかネタだろ!とか言われそうですが、書きます。

ちなみに採択された内容は、レギュラートーク(15分)の"すべてがS(wift)になる"でした。

CfPを応募するときは、iOSDCでレギュラーなりLTなりトークする気満々でいました。 というのも、去年のiOSDC 2017に一般参加して、数多のトークを見て盛り上がり、来年は自分もトークする側で参加したいと思っています。

  1. 参加表明して自分を追い込んでから内容を掘り下げて当日発表する、締切駆動型でのやり方を某方々から話を聞き、自分もやってみようと思いましたが、退職間際の最後の仕事が無理あるスケジュールで、テーマを掘り下げるのと資料を作るスケジュールに無理が出るのが目に見えてました。
  2. 採択されたCfPで登壇するか辞退するかの選択期間中、Swift Tweets 2018 Summerでえるさん(@el_hrhm)が、"Server Side Swift -Kitura & Vapor-"の発表を行いました。発表内容では、VaporのみならずKituraまで掘り下げております。しかし、私の発表では、Vaporのみを扱う予定でどうやっても劣化版以下にしかならず、そんな発表をするのは心苦しく感じました。
  3. 登壇することが目的になっており、話すテーマは2の次のようになっていました。目的が手段になっていたことに気づき、この状態で登壇して意味はあるのかと疑問を感じるようになりました。これに関しては普段の勉強会でも同様な状態に陥っていることを感じていて、今後の勉強会の参加の仕方も見直そうと考えています。

上記理由から、無理に聞き苦しい登壇を見に来てもらうより、他の誰かに枠を譲り、より有意義なトークをと思い、辞退に至りました。

辞退した時は、内心iOSDCのことを考えず、今の自分の状態だけに専念できるとホッとした部分もあります。また、辞退した後ろめたさもあり、iOSDC 2018自体にゲストですら参加するのも気が引けていました。そのため、直前2週間前までチケットを買うのをずっと悩んでいました。

最終的にはチケットを購入し、一般参加しました。

iOSDC 2018

今年は3.5日と去年よりも1日多い開催でした。
トークとその資料

私は、0日目は参加せず、1日目~3日目までの参加でしたが、0日目から最後まで気になるトークのブッキングだらけで、どれを聞きに行くか直前に時間まで悩むこともしばしばありました。

トークの裏では急きょ開催されるトラックeのアンカンファレンスや、ブース付近で行われる相談会も非常に強力かつ魅力的なものばかり。1分も隙なく回るのは無理があり、とにかく濃いお祭りなカンファレンスでした。

今でもトークは後から動画で確認できるのだから、今しか参加できない相談会とかにいくべきだったかなーと少し後悔することもあります。

トークもさることながら、LTも2つのトラックで行われ、リアルタイムで見れなかった他方のLTが惜しまれます。そういう意味では、本当罪作りな運営だと思います。どんな選択しても後悔するくらいに盛り上がるんですから。

iOSDC参加してトークによる知らなかったことを知る恩恵も大きいですが、新しい知り合いが増えたり、以前の職場の人と会って一緒にやったプロジェクトの思い出に浸れるのも面白いところです。また、雰囲気にあてられ、創作意欲が俄然沸くのも良いです。

残念だった面として、声の入りが人によってばらつきが大きく、2、3割の人が聞き取り辛い発表だったところや、スライドが証明との関係で見えにくくなったあたりは来年以降改善を期待したいです。

反省とiOSDC 2019

来年iOSDC 2019があると仮定して、参加するときは今度こそスピーカーで参加したいです。 そして、トークばかりを見ず相談会やアンカンファレンス等、その場限りの内容を中心に参加していきたいと思います。

そのため、登壇駆動型ではなく今から下準備を進めて、来年の今頃には満を持して準備万端でスピーカーとして登壇できたらと思います。登壇していなかった時は察してください。

運営の皆々様、スピーカーのみなさん、開催の援助をしてくださったスポンサー企業各社、各地から参加にきたゲストの方々、本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。

また来年会いましょう!

Windows 10でWindows Helloが使えなかった時に見直す内容

指紋認証バイス購入

Apple製品で生体認証に慣れてきたのでWindowsにも生体認証を取り入れることにした。

Windows 10には、Windows Helloとかいう生体認証デバイスによるロック解除が可能な機能がある。 これは後付けの指紋認証バイスでも利用できるようになっている。
スタートメニュー > 設定 > アカウント > サインイン オプション > Windows Hello の順で辿れる。

1Passwordのマスターパスワードを打つ苦行から逃れること含め楽をしたくて、1Passwordに対応したKensington(ケンジストン)の"VeriMark™"という指紋認証バイスを購入した。(国内は公式が正式販売していない?のか日本語ページには商品が載っていない、ただ輸入代理店が保証つきで販売はしているので、購入は容易にできる) Kensington - Products - Security - Biometric - VeriMark™ Fingerprint Key

Amazonのレビューとか見ても、PCに挿したらすぐ使えたみたいなのがいくつもあったので、自分も気軽にPCに挿した。

発生した問題

しかし、デバイスマネージャー等で生体認証デバイスとして認識されているのに、何故かWindows Helloでは動作を確認し、互換性のあるデバイスを見つけてください。と表示される始末。

何度も指紋認証バイスを挿しなおしたり、挿す場所変えたり、ドライバーを入れ直したり、再起動しても変わらない。

検索しても引っかからないし、公式サイトのサポートにも記述されていなかった。

解決した方法

検索するときに"VeriMark"特有の問題と思って検索していたため、なかなか解にたどり着けなかったが、Windows Helloに絞った結果、解決方法を見つけ、無事指紋認証バイスを遣えるようになったので、下記で説明する。

英語がわかるなら、このサイトに手順が書いてある。 www.drivethelife.com

手順
  1. Windows Key + Rのショートカットコマンドで、"ファイル名を指定して実行"のWindowを表示する
  2. gpedit.mscと入力してEnterを押す
  3. "ローカル グループ ポリシー エディター"のWindowが開くので、次の順に開いていく
    • コンピューターの構成 > 管理用テンプレート > Windows コンポーネント > 生体認証
  4. Windowの右側に表示される"生体認証の使用を許可する"をダブルクリックして、有効を選択して適用をクリックする (必要なら"ユーザーによる生体認証を使用したログオンを許可する"も有効にする)
  5. Windowsを再起動する

これで、Windows Helloの箇所にセットアップのボタンが表示され、指紋登録を行うことができるはずである。

※PINを設定していないとWindows Hello自体使用できないため、ボタンが押せない人はPINが設定されているか要確認

iOS 10系のUICollectionViewでscrollToItem時にcrashする問題の処置

問題

iOS 11では発生しないが、iOS 10系のUICollectionViewで特定のIndexPathのitemにスクロールするscrollToItem(at indexPath: IndexPath, at scrollPosition: UICollectionViewScrollPosition, animated: Bool)を呼ぶとcrashした。

対処

stackoverflow.com

collectionView.collectionViewLayout.invalidateLayout()を呼ぶ

iOS 10系のみというトラップに見事引っかかった。