面白きことは良きことなり

拙く未熟なiOSエンジニアの備忘録と戯言

Visula Studio CodeでPythonのコーディング環境を整える

コーディング環境の導入

Python書いてる人は、VimとかEmacsとかCLI系が結構多いと勝手に思ってるけど、GUI環境で育ち、iOSとかのコーディングもGUI環境ありきでやってきてる身からすると、いささか慣れるまでしんどいし、楽できるなら楽したい。

なので、フリーで使えるMicrosoftVisual Studio Codeでコーディング環境を整える。

code.visualstudio.com

業務で使用する場合や検証環境とか作る人は仮想環境を作成する必要があるが、自分は趣味で使う予定なので、今回は割愛。

Visual Studio Codeのセットアップ

Pythonデバッグ環境等のインストール
  1. サイトからダウンロード、解凍、アプリケーションフォルダにぶちこむ、起動
  2. 赤い箇所のアイコンをクリックして拡張機能を開く f:id:aryzae:20171128235849p:plain
  3. 拡張機能の検索欄にpythonと入力 f:id:aryzae:20171128235953p:plain
  4. だいたい1番上に出てくる "Linting, Debugging..."と表示されている機能をインストール f:id:aryzae:20171129000252p:plain
Visual Studio CodeでのPythonをPython3がデフォルトになるよう設定
  1. 左下のアイコンから設定を開く f:id:aryzae:20171129001100p:plain
  2. 右側のカラムの{}の間に"python.pythonPath": "python3"と記述する f:id:aryzae:20171129001356p:plain
ターミナルからcodeと打ってVisual Studio Codeを起動するように設定
  1. Shift(⇧) + Cmd(⌘) + P を入力またアプリケーションメニューからコマンドパレットを選択して開く f:id:aryzae:20171129002350p:plain
  2. コマンドパレットの入力欄に shell と入力し、”シェルコマンド:PATH内に'code'コマンドをインストールします” を選択 (アンインストールの項目のほうが先に表示されているので注意) f:id:aryzae:20171129002508p:plain
  3. インストール完了後、ターミナルを起動してcodeと打ってVisual Studio Codeが起動することを確認

参考サイト

Mac + Windows + VisualStudio CodeでPythonの開発環境を整える(Mac版) - Qiita

Python3とScrapyの導入(おまけにRequestsもね)

Python3のインストール

最近もっぱらスクレイピングとかクローリングが必要なことがあったので、できるようにPythonに手を出し始めた。

macOSならデフォルトでPython2系は入っているが、最新のPython3への対応も進んでるみたいな話題を見ることがあるので、今からやるなら3系だなということで、Python3を入れる。

Python自体初めてなので、本とかWebで調べながらの探り探りでやっていく。

  1. brew install python3を打つ

  2. 下記エラーが出る

Error: Xcode alone is not sufficient on Sierra.
Install the Command Line Tools:
  xcode-select --install
  1. エラーに従い xcode-select --install を打ちコマンドラインツールを入れて再びbrewを叩く

  2. 他エラー出ずに完了

  3. python3 --versionPython 3.6.3と表示されたのでちゃんと入っていること確認。

Scrapyのインストール おまけでRequestsもインストール

Pythonスクレイピングやクローリングを行う定番は、Scrapyというライブラリ?パッケージ?があるらしいので入れる。

pip3コマンドでパッケージをインストールできるので、以下のように打つ(pipでコマンドを打つとPython2系のパッケージを取得する)

  1. pip3 install scrapy

  2. エラーでなかったので完了。

  3. おまけで通信系のライブラリ Requestsも入れておく。

  4. pip3 install requests

インストールの確認

pip3 listでライブラリの確認ができる

...
requests (2.18.4)
Scrapy (1.4.0)
...

インストールが確認できたので問題なし!

リハビリがてらzshのすすめ

書き出し

記事を最後に書いたのがもう2ヶ月前ということもあり、また生活環境も大きく変わったので色々アウトプットする感覚や文字におこす感覚が飛んでいってるので、リハビリしつつ調子を戻そうと思う。

zsh使おう

Macでプログラム系やってる人はちょいちょいターミナルを使うことあると思う。 がっつり使っている人であれば、shellをごりごり自分好みに改造しているだろうから、困っていない人向けに書く。

ターミナルで何が辛いってコマンド操作とカレントディレクトリやパス移動の時に補完がないことだと思う。TAB押せば候補は出るのに、選択肢が1つになるまでは完全に補完してくれない。実に煩わしい。

そこで zsh

ターミナルの設定を変えてない場合、標準のbashが起動する。(bashとかzshがわからん人は亜種的なものがあるとでも思っておけばいいかと)

zshを使うと、TABを押すごとに候補をトグル形式で補完表示してくれる。これだけのことだが、乗り換える価値は十分ある。

zshの起動

最近のmacOSであれば、標準で入ってるぽいので、brew でインストールする必要はないと思う。

ターミナルを起動して zsh

ターミナルのデフォルトをzshに変更

ターミナル起動するたびに zsh っていちいち打つのは面倒なので、ターミナルのデフォルトをzshにしたい場合は、chsh -s /etc/zsh

パスワード聞かれたら、Macのパスワードを入力することで、次回のターミナル起動からデフォルトでzshが立ち上がる。

余談で最新のzshを使いたい人向け

  1. brew install zsh で導入
  2. /etc/shells に /usr/local/bin/zsh を追加して保存
  3. 任意で chsh -s /usr/local/bin/zsh を打ってデフォルトshellに設定

XcodeのBuild Settingsで設定を忘れるのでメモる

前置き

XcodeのBuild Settingsって色々設定があり、オプションをつけることで便利にできたりするのだけど、チェックボックスや選択形式じゃない部分も多くてつい「あの設定つけたいけど、何したらいいんだっけ?」って思うことがある。年かな〜

なので、一々元ネタの記事を探すくらいなら、自分のブログに書いておいて見直した方が、早いだろうと思って書いておく。 (今回検索ワード色々入力して探し直すの時間かかった故に。)

この記事の存在を忘れなければ、たぶん追記形式で増やしていくはず…

ProjectName-Bridging-Header.hのPrecompiled (Xcode8.3以降)

Build Settings > Swift Compiler - Custom Flags > Other Swift Flags

-enable-bridging-pch f:id:aryzae:20170930230449p:plain

Swift.org - Faster Mix-and-Match Builds with Precompiled Bridging Headers

iOS 11の写真アプリがアニメーションGIF対応

今更感のアニメーションGIF対応

support.apple.com

AppleiOS 11の変更点が記載されているページに、 iOS 11の写真アプリがアニメーションGIFに対応した記述があります。

iMessagesやTwitter等のSNSで、多く投稿されることもあってか、 対応したのだと思いますが、凄い今更感がある対応です。

ならばアニメーションPNG(APNG)はどうなのか

アニメーションGIFは軽量・軽快ではあるもののインターネット黎明期の産物です。

ジャギーとか目立つこともあり最近はアニメーションPNG(APNG)にブラウザが対応進んでいるので、アニメーション画像の形式はAPNGが主流になるのも遠くないと思っています。

aryzae.hatenablog.com


iOS 11の対応やサポートした記載はないものの、 もしかしたら写真アプリにAPNGを保存したら動くかも…と試したところ、

アニメーションしませんでした!!