03/18(日)に突発的に見知らぬ場所へ行きたくなり、宮城へ行った(前編)
ことの始まり
03/18(日)、数日前からふとした衝動でぶらりどこか適当な遠くへ行きたいという気持ちに駆られ、ノープラン気味にどこか行こうと思い立った。
で、どこ行こうか考えた結果、動物ではキツネと猛禽類が好きな自分としては、以前に掛川花鳥園でフクロウを堪能したので、国内唯一の蔵王キツネ村に行って見たいと思っていたので、行くことに決めた。残りは本当にノープランで朝1に出て新幹線に乗って宮城県の白石蔵王駅に向かった。
キツネ村入場
白石城跡から蔵王キツネ村まで試験的にバスが運行されており、その試験期間最終日だったのでタクシーで向かわずに済んだのは良かった。(タクシーだと3000〜4000円かかるらしい)
バスの乗る乗客は全部で12〜3人くらいだったが、うち10人くらいは中国人の観光客で、こういうややマイナーな行き先にも来るぐらいだからどこ行ってもいるんだろうなー。
20分かからないくらいだったか、バスで移動し、無事蔵王キツネ村に到着。こちらが入り口…
……
こちらが入り口。
意外に自家用車で来てたりタクシーで来てる人も多かった。蔵王といえばスキー場や樹氷でも有名だし、近くには温泉もあるので、そこからの流れで来やすいのもあるのかな。
入場料は大人1000円。まぁ良心的?
チケットを買うときに注意事項として受付のおばちゃんから説明を受ける。曰く「キツネが放たれてる檻に人間が入って行くことになる。近づいて来てもしゃがんだり、手を出さないでください。噛まれて怪我をします。また、しゃがんでスマホやカメラを構えると噛んで壊したりいたずらすることがあります。園内歩いていると後ろからキツネが近づいて来ることがあります。そのときは目を合わせてください。」のようなことを曖昧な記憶ながら言われた。
キツネとの戯れ
ざっくりおおきく分けて園内は3つのスペースがある。
- 檻の中に飼われていて、キツネの種類が明記されているエリア
- キツネが柵で囲われた広いスペースで放し飼いされており、餌やり(有料)ができるエリア
- キツネ以外のなぜかいるモルモットやうさぎ等のエリア
1. 檻の中に飼われていて、キツネの種類が明記されているエリア
2. キツネが柵で囲われた広いスペースで放し飼いされており、餌やり(有料)ができるエリア
日差しが気持ちいいぐらいで寝てるやつらばかりだったけど、耳だけこちらに向けてやや警戒してるやつもいたりで可愛かった。園内に100頭以上のキツネがいるらしく、所狭しとそこらじゅうにキツネがいて、時には喧嘩してる場面に遭遇する。
3. キツネ以外のなぜかいるモルモットやうさぎ等のエリア
割愛
1日に1〜2回キツネを抱っこできる時間が設けてあり、自分が滞在中もあったので、なかなか来ることないしせっかくだからと抱っこしてきた(600円)
蛍光色のは、雨合羽で抱っこしてる時に糞尿することがあるために着せられる。尿はとても臭いらしい。
一部のキツネは抱っこ中にジッとしてるのが嫌なのか、抱っこしている人間が嫌なのか暴れるのもいた。自分が抱っこしたのは、なんか顔からして悟ってる感じで微動だにしなかった。
キツネ村滞在の感想
狭い檻の中に閉じ込められるようにしてただ寝て過ごすキツネがいたり、放し飼いエリアで自由に過ごしているものの餌やりばで餌の取り合いによる喧嘩で激しくもみくちゃに暴れたりしていて、キツネ達から自然界にいるよりもストレスがかかっているように感じられた。
自然界のキツネを詳細に知ってるわけじゃないけど、金稼ぎの道具としてキツネがいいように扱われてるように見える部分があり、気持ちが引く印象を受ける部分もあった。
キツネの中には喧嘩で怪我をして首元がぱっくり裂けて肉が見えてるやつもいたり、頭に怪我の跡が残ってるやつもいた。
キツネはやっぱり好きだと思うけど、キツネ村に再度行きたいかと聞かれたら即答にしくいくらいには闇を感じた。
また、同じ観光客がキツネが喧嘩してるのを見てキャッキャいいながら笑ってたり、無邪気にかわいい〜って声を上げてるのにも寒気がした。
あぁ自宅でキツネ飼いたい…。 庭とかあるならホンドキツネでもアカキツネでもシロキツネでもいいし、室内ならフェネックとか飼いたい…でもフェネックお高い…。
いつかコキンメフクロウとフェネックを一緒に飼って共演させたいなぁ…(下手したらどっちかが捕食しそうで怖いからできない気もするけど)