面白きことは良きことなり

拙く未熟なiOSエンジニアの備忘録と戯言

iOSDC 2018の謝罪と言い訳と反省とiOSDC 2019 (2018/09/05 追記)

謝罪

iOSDC 2018で、運営に採択して頂きたにも関わらず、辞退してすみませんでした。

CfPを見て、少なからず私の発表に期待した人、すみませんでした。

言い訳

言い訳を書くと反省してないだろ!とかネタだろ!とか言われそうですが、書きます。

ちなみに採択された内容は、レギュラートーク(15分)の"すべてがS(wift)になる"でした。

CfPを応募するときは、iOSDCでレギュラーなりLTなりトークする気満々でいました。 というのも、去年のiOSDC 2017に一般参加して、数多のトークを見て盛り上がり、来年は自分もトークする側で参加したいと思っています。

  1. 参加表明して自分を追い込んでから内容を掘り下げて当日発表する、締切駆動型でのやり方を某方々から話を聞き、自分もやってみようと思いましたが、退職間際の最後の仕事が無理あるスケジュールで、テーマを掘り下げるのと資料を作るスケジュールに無理が出るのが目に見えてました。
  2. 採択されたCfPで登壇するか辞退するかの選択期間中、Swift Tweets 2018 Summerでえるさん(@el_hrhm)が、"Server Side Swift -Kitura & Vapor-"の発表を行いました。発表内容では、VaporのみならずKituraまで掘り下げております。しかし、私の発表では、Vaporのみを扱う予定でどうやっても劣化版以下にしかならず、そんな発表をするのは心苦しく感じました。
  3. 登壇することが目的になっており、話すテーマは2の次のようになっていました。目的が手段になっていたことに気づき、この状態で登壇して意味はあるのかと疑問を感じるようになりました。これに関しては普段の勉強会でも同様な状態に陥っていることを感じていて、今後の勉強会の参加の仕方も見直そうと考えています。

上記理由から、無理に聞き苦しい登壇を見に来てもらうより、他の誰かに枠を譲り、より有意義なトークをと思い、辞退に至りました。

辞退した時は、内心iOSDCのことを考えず、今の自分の状態だけに専念できるとホッとした部分もあります。また、辞退した後ろめたさもあり、iOSDC 2018自体にゲストですら参加するのも気が引けていました。そのため、直前2週間前までチケットを買うのをずっと悩んでいました。

最終的にはチケットを購入し、一般参加しました。

iOSDC 2018

今年は3.5日と去年よりも1日多い開催でした。
トークとその資料

私は、0日目は参加せず、1日目~3日目までの参加でしたが、0日目から最後まで気になるトークのブッキングだらけで、どれを聞きに行くか直前に時間まで悩むこともしばしばありました。

トークの裏では急きょ開催されるトラックeのアンカンファレンスや、ブース付近で行われる相談会も非常に強力かつ魅力的なものばかり。1分も隙なく回るのは無理があり、とにかく濃いお祭りなカンファレンスでした。

今でもトークは後から動画で確認できるのだから、今しか参加できない相談会とかにいくべきだったかなーと少し後悔することもあります。

トークもさることながら、LTも2つのトラックで行われ、リアルタイムで見れなかった他方のLTが惜しまれます。そういう意味では、本当罪作りな運営だと思います。どんな選択しても後悔するくらいに盛り上がるんですから。

iOSDC参加してトークによる知らなかったことを知る恩恵も大きいですが、新しい知り合いが増えたり、以前の職場の人と会って一緒にやったプロジェクトの思い出に浸れるのも面白いところです。また、雰囲気にあてられ、創作意欲が俄然沸くのも良いです。

残念だった面として、声の入りが人によってばらつきが大きく、2、3割の人が聞き取り辛い発表だったところや、スライドが証明との関係で見えにくくなったあたりは来年以降改善を期待したいです。

反省とiOSDC 2019

来年iOSDC 2019があると仮定して、参加するときは今度こそスピーカーで参加したいです。 そして、トークばかりを見ず相談会やアンカンファレンス等、その場限りの内容を中心に参加していきたいと思います。

そのため、登壇駆動型ではなく今から下準備を進めて、来年の今頃には満を持して準備万端でスピーカーとして登壇できたらと思います。登壇していなかった時は察してください。

運営の皆々様、スピーカーのみなさん、開催の援助をしてくださったスポンサー企業各社、各地から参加にきたゲストの方々、本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。

また来年会いましょう!