MacBook (Retina, 12-inch, 2017)を購入して3か月経った感想
前職のリファラル採用に貢献した力
・前職で人を紹介して得た紹介料 ・MacBook Pro 13-inch (2015 Early)の非カスタマイズモデルに限界を感じていた ・前前職の同僚が私物のMacBook Proを水没させ、中古でいいからMacBook Proを欲していた ・MacBook Pro 13-inchでも結構持ち歩くのに重くない?
上記要因が合わさった結果、MacBook Proを知人に安く売り、そのお金と紹介料を合わせて新しいMacBook系を買おうと算段をつけた。
持ち歩きとかを考慮した結果、どこまで開発の実用に耐えれるかわからないが、MacBookをカスタマイズして買うことにした。
あと、元々Mac mini 2014を持っていることもあって、最悪開発用途のMacは別途確保できているので、試してみようと思った。
MacBook (Retina, 12-inch, 2017)
軽さは勿論重要視した。
ただ、その代わりどのくらいスペックが犠牲になるのか不安になり、Googleでカスタマイズモデルのベンチマークを調べたところ、MacBook Pro 13-inch (2015 Early)に肉薄するぐらいには性能があることがわかったので、さほど不満が出ないと判断に購入を決意した。
無論盛れるところは盛ってお金の許す限りスペックアップを図った。
結果
- MacBook (Retina, 12-inch, 2017) 512GB - スペースグレイ
- 1.4GHz Dual-Core Intel Core i7
- Intel HD Graphics 615
- 16GB 1866MHz LPDDR3
- 512GB PCIe-based SSD
- US KEYBOARD
- AppleCare +
- 計¥257,148
購入から3ヶ月程経った感想
結論から言うと、おすすめは出来ないが、用途次第では使い勝手が良いので判断に困るMacBook
良かった点
- とにかく軽い
- 1kg未満という重さ故に持ち運ぶのに苦痛もなく、片手でも軽々扱える
- ファンレスにより静か
- どんな重い処理をして発熱しようが静かで耳障りな音がない
悪かった点
- CPUのクロック数が貧弱なため、xipの解凍や展開が異様に遅い
- 1番気になったのがこれ。普段使いでは処理の遅さは意識するほど目立たないが、Xcodeのbeta版のためにxipを解凍しようとした際、初めてあまりの遅さに絶句した。軽く1時間くらいはかかる。しかもbeta版が更新されるたびに、それだけ待ち時間が発生する。
- 同様にSleepからの解除で、直前までChromeやTweetDeckを広げていると、操作できるようになるまで数分かかることもある。以前使用していたMacBook Proは、メモリ8GBでそんなことなかったので、CPUによるものと断定できる。
- これらを除けば、Xcodeでのbuildも普段は差分build等で特に困らない。
- 指紋認証がない
- 以前使用していたMacBook Proは2015年モデルなので、指紋認証はそもそもないのだが、最近業務Macとして借りてる2018年モデルに付いていて、これが便利すぎたので気になってしまった。
- Sleepからの解除や権限確認でパスワードを求められるたびにパスワードを打つ流れ作業は、指紋認証になれると苦痛でしかない。挙句1Passwordを使い始めたことにより、長いマスターパスワード何回も手打ちするのはもう堪えられない。
総括
他にも細々気になる点や良かった点はあった気もするが、今回この記事書くにあたって、何度も意識したことが先ほど挙げた内容である。
そのため、開発機として使えなくもないのだが、Stable版のみを入れて使ったり、ブラウジングメインなよりライトな使い方をするのであれば、とても良い機種だと思う。ただ、そんな用途で25万近く出すのであれば、重さを我慢してMacBook Proを購入した方が、より建設的と思う。
セカンダリーMacBookとして使うにはいいが、用途に対する値段を考えるとブルジョア機の域を出ないだろう。
今回こういうった感想を抱いたこともあって、遠からずMacBook Pro 2018年モデルを買おうと思った。その際、MacBookは手放すかは未定である。(高く売れるなら売って元手にしたい…MacBook系2台は贅沢すぎるので。)